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太宰府西小学校 その1

実施日 平成26年4月30日(水)
お客様 太宰府西小学校 6年生 約120名
解説員 相嶋敏夫、植上俊三、江嵜雅夫、遠藤光男、川野隆生
      陶山真弘、關久江、田島哲生、尋木康一、田中彰則
      原田保幸、平野勝昭、溝口誠治、宮崎眞一、迎明子
      山田乃ぞみ 以上16名
    
太宰府西小学校6年生のみなさんが、大宰府政庁跡から戒壇院、
観世音寺と太宰府の歴史や史跡を学ぶお手伝いに私たち解説員
も参加しました。
4クラス約120名。各クラスを3班に分け、班ごとに解説員が解か
りやすく説明しながら見て歩くやり方です。人数が多いので、政
庁跡から回る班と、観世音寺から回る班に別れて、いよいよ案内
開始!!
今回はその様子を解説員の感想などを含めて4回に分けて掲載し
ます。

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①政庁跡から各班に分かれて案内スタート。

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②子どもたちに解かりやすくと、それぞれ自分で説明用のファイ
 ルを準備して説明。解ってくれるかな?

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③解説員の説明に熱心に耳を傾けてくれます。

4月に委嘱状を受けた新解説員もサポートしながら先輩の説明の
仕方を学んでいきます。

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④大宰府展示館に入り、政庁跡に建っていた建物の模型に、子ど
 もたちは興味深々。経験のすくない子どもにはイメージできる
 ものを見てもらうのが一番です。

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⑤大宰府展示館には大宰府を中心としたジオラマがあります。そ
 れを見て水城、大野城、基肄城などの位置を知ってもらい、こ
 の大宰府政庁の重要さを知ってもらいます。子どもたちは熱心
 に聞き、メモをとっていました。

(解説員より)
さて、私の班は政庁跡からスタートです。小学校の歴史の勉強は
6年生から始まるので「大化の改新を知っている?」と聞いて、
当然知っているだろうと思ってスムーズに入ろうとしたのですが
付き添いの先生から「まだそこまで進んでいません」と、予定外
の発言に!?

それでも図を示しながら当時の朝鮮半島と日本の関係から、とり
あえずスタート。政庁跡の本物の礎石と、横に小さな穴が空いて
いる模造礎石があることなどを話しながら次の戒壇院、観世音
寺へ。

「結界石」や玄昉の「首」の話はよく聞き、関連の質問はあるが、
段々自分でもいけないと思いつつ「やや専門的な?」話になると
多少ダラダラと歩いたり、話の輪から離れる生徒も…!!やはり
一気にあれもこれもは小学高学年でもきつい筈。観世音寺の宝
蔵では時間に余裕があり、ゆっくり座って眺め、感じる時間が取
れたことは多いに収穫。落ちこぼれなく全員感銘の15分でした。

最後に政庁跡に戻り、残り時間15分でこれだけは省略することが
出来ないと、この特別史跡政庁跡がこうして残っていることの経緯
意義を力説。史跡指定に反対のムシロ旗もあがったこと。しかし、
この場所の大切さを伝える三つの石碑が厳然と建っていたこと。
血のにじむような説得や話し合いが繰り広げられ、反対していた
人たちが理解し、今のこの景観が残ったことなど、全員が目を輝
かせて聞いてくれたことが最大の喜びでした。そうしたことがな
かったら、今、私たちはマンションの間を通り抜けて三つの石碑
を見なければならなかったかもね…ということが締めくくりでした。
(M・E)