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四王寺山勉強会 筑前町 現地調査

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2月21日(金)、四王寺山勉強会の皆さんが筑前町に点在する太
宰府にまつわる文化遺産群の現地調査を実施しました。

今回の現地調査は四王寺山勉強会が研究テーマとしている「太宰
府旧蹟全図」に関連するもので、絵図の四王寺山部分に記されて
いる「五三淳和帝ノ比ニヤ/ヤス郡ミナミ村ノ/辺ニ八ツナミ長
者ト/云アリシカ四王寺/ノ城ニ出勤鼓ヲウタ/レシ故四王寺ヲ
ツヅミノ/岳ト云」が調査のきっかけでした。

これら筑前町に伝えられている八並長者伝説の詳細や関連文化遺
産を知るため、今回は筑前町埋蔵文化財調査室にお勤めの石橋新
次先生に依頼したところ快諾して頂き、筑前町内の各文化遺産を
巡る事が出来ました。

先日新たな発見があった小隈窯跡、奈良時代の大型掘立柱建物跡
が確認された八並遺跡、長者伝説にまつわる灰塚と味噌池、四王
寺山にお墓がある萩尾大学が再建したと伝わる砥上神社、竈門山
で最澄が制作した7体の薬師仏のうちの1体を祀ると伝えられる朝
日地区の薬師堂、大河ドラマで話題の黒田24騎の一人である村田
出羽守の墓など、大変興味深い文化遺産ばかりで参加者の皆さん
からも熱心な質問が飛び交い、予定時間を大きくオーバーしなが
らも充実した現地研修となりました。

今回の現地調査を通じて、筑前町と太宰府の歴史や文化など様々
なつながりを確認することが出来ました。また長者伝説をはじめ
とした地域で大切に受け継がれてきた文化遺産が織り成す「物語」
を現代の私達が記録して未来へと伝えていくことの大切さを改め
て感じた研修となりました。