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竈門神社 採燈大護摩供

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5月25日(日)10時30分から竈門神社では採燈大護摩供が行わ
れました。
大変よいお天気となり、宝満山への登山客も行き交う中、厳かに執
り行われました。

本殿での神事、原口旭愛先生による「筑前琵琶 竈門山」奉納の後
稚児行列・山伏の行列が始まりました。旅の山伏も加わって、法弓
法剣、斧、閼伽、法螺の作法をもって道場を浄めます。2本の松明
により、檜で組んだ護摩壇・護摩木が焚かれ、みるみるうちに境内
は濃い煙に包まれました。道場に般若心経の声が響きます。護摩
壇からの煙は、龍が天に昇るよう巻かれ、風が起こる度に変化し
境内を包んでいきました。その様子に参拝客からは驚嘆の声が上
がっていました。その参拝客が願いを込めた護摩木ひとつひとつ
を山伏の方々が丁寧に読み上げ護摩壇に投げ込み、焚かれていき
ました。

その後は火生三昧。火渡りです。護摩壇を崩し灰を広げ道を作りま
す。その熱い灰の上を、山伏・神職の方々に続いて参拝客も所願
成就を祈念して裸足で渡ります。
山伏さんに背中を押され、多くの老若男女がそれぞれの思いを胸に
渡っていきました。

半月前の宝満山入峰とともに、この採燈大護摩供も年に1度の特別
な行事で、宝満山がかつて修験の山であったことを体感できる素晴
らしい機会です。

また、霊山として昨年国の史跡指定を受けたこの宝満山について、
これまでの信仰の歴史とともに自然界への畏敬の念やこれからの宝
満山信仰についても、思いをはせる機会になるのではないかと思い
ます。