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特別史跡水城跡100年ぶりの土塁断面大公開

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梅雨入り間近の6月1日(日)、ついに水城跡土塁の断面が公開さ
れました。連日ブルーシートに覆われていた部分がようやく公開
です。この日は10時~と13時~の2回、現地説明会が予定されて
いました。

写真は午前中の回の様子です。このように大勢の方が来られた
ので50名位ずつのグループにわけて現地説明となりました。長
蛇の列で既に暑さを感じる気温でしたが、テント内の古写真や
解説のパネルなどを拝見しているうちに順番となりました。

水城の断面の前に集まって、地層を見上げたり、敷粗朶が敷か
れていたであろう穴をのぞき込んだり、九州歴史資料館の職員
さんの詳しい解説を聞きながら、皆さん思い思いに水城を堪能
されていました。

「土塁の基礎の始まりが自分の足下のまだ地下だったことに驚
いた」「1350年も経っているのに、断層の色の違いがこれほど
わかるとは・・・」など口々に感想を話されていました。
今回の調査で研究がさらに進んで、また新しいお話が聞ける日
も近そうです。

次に大宰府史跡解説員の方による水城跡全般の解説もうかがう
ことができました。
木樋の発見場所や高速道路を造るときの苦労話、敷粗朶工法で
使われた植物と現代の植物のお話、大野城市と太宰府市の保存
に関する取り組みなど、水城が築造されて今日までの水城を取
り巻くエピソードを聞かせていただきました。

この水城跡土塁断面大公開は、8月30日9時~予定されています。
この日はまたさらに詳しいお話が聞けるかもしれません。