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筑紫野市 山家宝満宮の岩戸神楽

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筑紫野市の山家宝満宮では、毎年10月17日、筑紫野市の無形民
俗文化財の指定を受けている岩戸神楽が奉納されます。

近郊の町の秋のお祭りということで、ボランティアさんにご案内
したところ、数名が参拝にお見えでした。

午後1時から13番、およそ3時間半、神楽が奉納されます。境内の
神楽殿の前には大きなシートが何枚も広げられ椅子も準備され、
少し寒く感じる中、常時70名ほどの参拝客が見物していました。

2時になるとふもとの山家小学校の児童たち150名も見物にやって
きました。

小学校の神楽クラブの5年生4人が、皆の前であざやかに神楽を
舞い、温かい拍手が起こっていました。その中の一人の児童は
祖父・父とこの神楽を舞ったことがあるそうで、三代にわたって
舞うことができたと、ご紹介がありました。

このように地域に根ざし、幼い頃から親しむということは、行事
や信仰を廃れさせない重要な要素であると感じました。郷土への
愛着というものは時間をかけて育むものであることがよくわかる
ひとときでした。

翻って、太宰府ではどうでしょうか。
文化遺産のひとつひとつの調査を通じて、その事実だけではなく
地域との関わり方の変遷や惜しくも廃れてしまった行事などを整
理することで、これからの町づくり・人づくりのヒントを見つけ
出し、活動に役立てていきたいと思います。