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 四王寺山 毘沙門天詣り

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四王寺山の最高峰である大城山の山頂には毘沙門天を祀る御堂が
あります。この毘沙門堂では毎年1月3日に毘沙門天詣りが行わ
れており多くの人で賑わいます。

山道を行き交う人々と「明けましておめでとうございます」と言
葉を交わしながら登ると、毘沙門堂のある標高410mの大城山
山頂に辿り着きます。

毘沙門天詣りは地域の方々によって行われており、宇美町の無形
民俗文化財に指定されていますが、地元以外からも近隣の太宰府
市や大野城市をはじめとする参拝の方々で今年も賑わっていました。

この毘沙門天詣りでは、毘沙門天様からお金を借りて、翌年に2
倍にしてお返しすると金運に恵まれてお金に困らないと伝えられ
ています。

拝殿にはお金が並べてあり、お返ししたりお借りする光景が数多
くみられました。

四王寺山は古来より人々にとって信仰の山として大切にされてき
ましたが、現在も毘沙門天詣りや三十三石仏など様々な形で受け
継がれています。

太宰府文化遺産事業では、このような行事や信仰、民俗などの無
形文化についても調査・記録に取り組んでまいります。