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5月9日 基山町とのパンフレット相互配布

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古都大宰府保存協会では文化遺産事業をすすめるなかで様々な活
動をしておりますが、その1つに地域の文化遺産を紹介するマップ
の作成があります。

昨年度はボランティアの方々の取り組みにより3つの地域「四王寺山」
「国分・水城地区」「水城跡」の文化遺産マップが完成し、現在各所
にて配布しております。

また、本年から来年にかけては「水城・大野城・基肄城築造1350年」
という節目の年にあたり、大野城や水城が掲載されている文化遺
産マップは来館者の方々に好評を頂いております。

今回、この文化遺産マップを佐賀県基山町においても展示・配布
して頂けることとなりました。

5月9日には、製作に携わった太宰府文化遺産調査ボランティアを
代表して水城西小学校班の堤克哉さんに同行頂き、基山町役場に
て贈呈式を行いました。

太宰府からは文化遺産マップを基山町教育委員会教育学習課ふる
さと歴史・文化係の田中係長、主税さんへお渡しし、基山町から
は教育委員会作成の「特別史跡基肄城跡ガイド」を贈呈頂きました。

基肄城のパンフレットにつきましては、部数に限りがございます
が、大宰府展示館にて配布しておりますので是非お手に取ってご
覧ください。
また、贈呈式の後には基山町・主税さんに基山町立資料館を案内
頂き、出土物や史料について解説頂きました。

今年来年と築造1350年を迎える水城・大野城・基肄城について関
連市町村との交流・連携を深め、より多くの方々に関心を持って
頂けるよう活動を推進してまいります。

5月9日 定例会

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5月9日(金)、太宰府市の文化ふれあい館にて文化遺産調査ボラ
ンティア定例会が開催されました。

定例会では各班から活動報告が行われ、太宰府西小学校班からは
現在進めているマップ作成とその活用方法について、水城小学校
班からは実施した地域の文化遺産振り返り調査について、日田街
道班からはさいふ参りの道についての調査活動と他班との連携・
情報交換などについて、国分小学校班からは5月17日(土)に行う
文化遺産巡りウォーキングについて、それぞれ報告がありました。

また定例会では古都大宰府保存協会が作成した「水城・大野城・
基肄城築造1350年」記念の缶バッチも配布いたしました。表面に
シンボルマークをあしらったもので、計4種類があります。

今年、来年と築造1350年を迎える水城・大野城・基肄城について
より多くの方々に関心を持って頂き、地域の大切な文化財・文化
遺産に親しんでいけるよう、広報・普及活動についても推進して
まいります。

宝満山峰入り

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新緑の美しい5月11日(日)、恒例の宝満山峰入りが行なわれ
ました。

山伏の方々と一緒に要所で勤行をしながら、登拝の道中はゆっく
りとしたペースで進みます。

この峰入りは修行なので、ほら貝の音が山に響く中、皆さんお喋
りはせず、黙々と岩の階段を登って行きました。

3時間ほどでキャンプセンターに到着。昼食後、佛頂山にある心
蓮上人の祠をお参りした後、宝満山山頂へ向かいました。

大人も子供も、鎖をしっかりと握り必死に岩を登って山頂を目指
しました。山頂からの景色はすばらしく、中でも四王寺山の稜線
は良く見え、土塁の様子も分かりました。

この日九州は夏本番を思わせる陽気となり、太宰府市でも真夏
日となりました。
およそ75名の登拝者は下山後、竈門神社で「入峰証」をいただ
き、汗をぬぐっていました。 

今年で33回目となる峰入りも無事終わり、今月25日(日)には
竈門神社境内で採燈大護摩供が行なわれます。

太宰府南小学校班 班活動会議 

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5月6日(火)、太宰府南小学校班の皆さんが高雄地区の調査活動
を行いました。

当日はまず高雄公民館にて協議を行い、今後の調査方針や文化遺
産候補を話し合い、筑紫女学園が取り組んでいる「筑女の森」に
ついての活動資料などの確認を行いました。

打ち合わせ終了後は高雄地区の現地調査を実施し、地元の方への
聞き取りを行いました。また、私有地の通行許可を頂き、振り返
り調査活動も併せて実施しました。

高雄地区には太宰府市で一番新しい溜池である「片谷温水溜池」
があり、その名称は集水した冷たい水を田畑の作物に適した温度
まで温めるためとのことです。また、池のそばには高さ2m70
cmほどある謎の石碑が倒れた状態で残されており、その建立目
的や年代、碑文解読などが今後の調査課題となりました。

その他、地元の方に同行頂いて菅原道真公にまつわる場所という
「ショウテイジ」や寛政年間の年号がある庚申尊天などの調査も
実施することが出来ました。
 
太宰府南小学校班では本年度、高雄山を中心とした文化遺産の調
査を行っています。長年、地域の里山として親しまれ、城跡や大
行事塔などの文化遺産が数多く残る高雄山を多くの方々に知って
頂けるように、今後も活動をすすめてまいります。

ナンジャモンジャノキ 花盛り

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4月も下旬となりました。
この頃に見ごろを迎える花として太宰府ではナンジャモンジャノキ
(ヒトツバタゴ)が有名です。

太宰府天満宮横の県道沿いの一角に、白く小さな花をたくさん集め
ひときわ目を引く樹木がそれです。花びらは若い黄緑色が入ったよ
うな白で、全体のたたずまいは、初夏を思わせる輝きに満ちていま
す。

40年ほど前、太宰府在住の書家古賀井卿氏が対馬の神社に幟を
書いたお礼の一つがこのナンジャモンジャノキの小さな苗木だった
そうです。娘さん夫婦のお庭に植えられ大きく成長し、毎年このよう
な輝きを見ることができます。

この時期の太宰府散策に、ぜひ見ていただきたい美しい花です。

太宰府西小学校班 班活動会議

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4月18日(金)、太宰府西小学校班の皆さんが長浦台公民館にて
活動を協議しました。

太宰府西小学校班では地域の文化遺産を紹介するにあたり、地域
に数多く存在する古代遺跡に注目しています。日本では2例しか
確認されていない買地券が出土した宮ノ本遺跡を中心に、古代の
大宰府を物語る遺跡群を是非多くの市民の方々に知って頂きたい
との目標を立て、代表的な遺跡を見て回れる散策マップや文化遺
産を紹介するホームページ開設等を目指しています。

今回の協議では、これまで調査した地域の文化遺産群を振り返り
文化遺産を紹介するマップ作成について班のメンバー皆で分担し
作業を進めていくことなどが話し合われました。
 
市民の皆様に、文化遺産調査活動の成果を広く知って頂くため
様々な形でお伝え出来るように今後も積極的に取り組んでまいり
ます。

水城小班 班活動

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振り返り調査を進めている水城小班。先月までに日吉神社を終え
本日からは歴史の散歩道をたどりながら、路傍の祠や石標を確か
めに回ります。

今月初めに、明治・大正期に活躍した原野百太郎の紀功碑(日吉
神社境内)の文字に金が入っているとの情報をボランティアさん
から頂いていたので、まずはそれを確かめに行きました。その情
報によると以前から自治会長に子孫の方から文字の金入れの申し
出があったらしく、最近仕上げたのでしょうとのこと。

市内にいろいろな石碑がある中で、子孫の方が気に掛けてあると
いうことに、ボランティアさんの中で安堵の表情が広がりました。
とても嬉しいことです。

朝日地蔵や崇福寺跡から東観世団地を過ぎ、旧山ノ井池・山ノ井池
そこにある石仏や水路を確かめました。途中、記録もれの祠や寺跡
地域の行事があり、改めて調査をすることになりました。

観世音寺の藤棚は今が見頃。
住宅街の小手毬は真白く弓状に垂れ下がり、ツツジの赤と並んで、
とても美しい庭先を演出していました。

次回は坂本方面とのこと。
これからも振り返り調査を進め、小さな変化の積み重ねにも注目
していきたいと思います。

日田街道班活動報告

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4月17日 大根地神社の燈籠の拓本作業を行ないました。
「宰府まいりの道」をたどる中で、筑紫野市由須原にある竜岩自
然の家の川向こうに、大根地神社の参道があります。そこに大き
な石燈籠がひとつあり、台座にたくさんの屋号や人名が刻んであ
ります。

「博多與一人形」はそのままでも比較的容易に読めます。しかし、
その他が分からず、今回拓友会の方々に依頼して、拓本を採って
いただくことになりました。

作業工程を初めて見るボランティアさんも多く、タワシでコケを
落としたり、水洗いをお手伝いしているうちに、少しですが文字
も拾えるようになりました。

この石燈籠は昭和の初めのものであるようで、老舗の屋号もいく
つか拾えました。
石燈籠をこの大根地神社に寄進した経緯やそれぞれの商店と
この地域のかかわりなど、拓本を読んで分かることがたくさん
ありそうです。

このように、刻まれたものからのアプローチで、文化遺産をさら
に深く理解できる機会もとても貴重なことです。いろいろな方に
ご教授願いながらこれからも文化遺産調査・公開を進めてまい
ります。

宝満山十六詣りの復活

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十六詣りとは、16歳の男女が4月16日に宝満山の上宮に参詣
し、女性は良縁を、男性は金銭に困らないように祈願したという
行事です。この行事が終わると村では一人前として迎えられ祝宴
が開かれました。

戦前まで県下一円で行われていたこの成人儀礼。
文字通り穀雨となった20日、「宝満山弘有の会」の主催により
復活され、26名が登拝しました。心配されていた雨脚もだんだ
んと弱まり、参加した市内の16歳前後の中高生8人も、要所で勤
行をしたり、史跡解説を聞いたりしながら、およそ5時間の登拝
を終えました。下山後「とても良い経験だった」と感想を聞かせ
てくれました。

宝満山の国史跡指定を機に発足した「宝満山弘有の会」は、こ
の「十六詣り」を来年以降も続けていきたいとしていて、講演会
や史跡巡りなどこの地域の歴史や文化を継承していきたいと話
されていました。

4月16日 日田街道班 大野城市月の浦~平野神社 現地調査

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4月16日(水)、暖かな春風が吹く曇天のもと、日田街道班の皆
さんが大野城市の「さいふまいりの道」の現地調査を行いました。

先日訪れた梶原峠の東側部分はゴルフ場開発によって失われてお
り、今回は峠道が下ってきた地点である大野城市月の浦から太宰
府を目指して現地調査を行いました。

開始地点の月の浦周辺は宅地開発によって往時の面影は無いので
すが、平野神社へ向かい東進すると猿田彦などの昔を偲ばせる文
化遺産が点在していました。

平野川を渡る堂ノ本橋の石柱や猿田彦大神、胴元古墳がある公園
内に祀られる御堂などの文化遺産は、この地域が古くから賑わっ
ていたことを示すと共に、さいふまいりの道の手掛かりともなり
そうです。

また、地域の鎮守である平野神社境内には数多くの末社や石碑が
祀られていますが、太宰府への道筋を示す道標石も2本保存され
ていました。

これら道標石に「太宰府」「梶原越」と記されていたことは、さいふ
まいりの道を辿るうえで大きな収穫となりました。

今後の調査では、大野城市南ヶ丘・緑ヶ丘、そして太宰府市大佐
野へと足を延ばし、太宰府とさいふまいりの道の関連文化遺産調
査をさらに進めて参ります。

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