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太宰府西小班 活動報告

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太宰府西小班の来年度の活動についての打合せが、長浦台公民館
で行なわれました。

この小学校区は新興住宅街でありながら、古代から中世・近現代
に至るまで、どの時代にも人々の生活が活発に営まれていた要所
となる地域で、市内でも屈指の遺跡の宝庫であり、また町の形成
に不可欠な方々のお名前も数多くでてきます。

それぞれの時代の大佐野周辺の様子を本日再確認し、これまでの
活動と合わせて、より深く調査するべき課題を模索しました。

氏神様である地禄神社での定期的な清掃活動に参加され、古くか
らお住まいの方に貴重な昔話を聞いたり、古い資料を見せていた
だいたりと、日常の中で往年の大佐野をしのばせる情報の入手・
記録も続けておられ、さらなる展開についても、活発な話し合い
がなされました。

文化遺産調査活動では、このように地域の歴史的魅力をさまざま
な切り口で掘り下げ、住民の方々に広く知っていただきながら
まちづくりの一助になるよう、これからも尽力していきます。

2月3日 四王寺山勉強会 打ち合わせ会

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2月3日(月)、四王寺山勉強会の皆さんが今年最初の会合を開き
ました。

打ち合わせ会では、新たに加入した新会員4名の紹介をはじめ、
今年の調査活動のテーマや方針などが議論されました。また九州
国立博物館展示課主任研究員であられる岸本先生にも御参加頂
き、GIS機器等を使用した「デジタル」な成果と、従来からの現地
調査や文献等からによる「アナログ」な成果の融合を図り、四王
寺山についての調査・研究をより一層発展させていくことが決ま
りました。

四王寺山勉強会では、市民遺産である「太宰府町道」の整備・広
報をはじめ、市の指定有形文化財となっている「大野城太宰府旧
蹟全図北」の調査と現代解釈、四王寺山に関連する方々への聞き
取り調査の実施などを精力的に活動していく予定です。太宰府文
化遺産事業としても活動のサポートを行い、四王寺山勉強会の成
果を広く皆様へお伝えしていきたいと考えております。

2月1日 太郎左近社・石坂峠周辺 文化遺産調査

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2月1日(土)、太宰府東小班と太宰府南小班の皆さんが合同で
太郎左近社で行われた例祭の見学と石坂峠周辺の文化遺産調査
を行いました。

九州国立博物館駐車場に近接する太郎左近社は健康保持の守護
神として知られており、毎年2月1日と8月1日に例祭が行われて
います。

今回の例祭にも30~40名の参加者がおられ、玉串を捧げ参拝さ
れる姿がみられました。参拝後には、太郎左近社の御札と手型
が配られ、この手型で身体の患部を数回なでることで御加護が
得られると伝えられています。

この太郎左近社の向かい側にある湯の谷公園には石坂峠の道路
開通を記念した石碑が残されており、事前に調査された東小班
の鬼丸さんより、大正時代に建立された経緯や碑文などについ
て解説して頂きました。

また、峠を登ったところにある地蔵堂では、ちょうどお越しに
なられていた御堂を管理されている方からのお話もうかがえ、
普段何気なく通っている石坂峠の歴史について深く知る機会と
なりました。

太宰府文化遺産調査事業では、今後も地域で受け継がれている
行事や信仰をはじめ、地域の歴史が秘めた文化遺産について調
査を行い、広く皆様へお伝えしてまいります。

水城小班 振り返り調査

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水城小班の本日の活動は、前回に引き続き、観世音寺境内及び
その周辺の文化遺産の振り返り調査。

これまで調査した文化遺産は全部で約380件。前回からそれらの
振り返り調査を行っています。

本日はその振り返り調査の進め方や調査項目について皆さんで
確認の後、実際の調査へと出向きました。

文化遺産そのものには変化のないものがほとんどでしたが、それ
にまつわるエピソードや研究の見解など新しいお話などが追加され
対象の文化遺産への理解がさらに深まったような雰囲気でした。

次回は戒壇院・日吉神社を訪れる予定です。

宰府詣り道探索 筑前内野~数俵峠(すだわら峠)~米ノ山峠を越えて

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連日の寒風で心配していましたが、15日(水)は、おだやかな日
よりとなりました。この日は内野宿~数俵峠~米ノ山峠をこえて
行く、宰府詣りの道の探索をしました。

現在の飯塚市にある内野宿には「太宰府天満宮米山越道」と刻ま
れた石碑があり、班の皆さんもいつかはここから天満宮を目指し
たいということで、幾度かの下見を重ね、当日を迎えました。

当時の人々にとって宰府詣りは1日がかりの大きなイベント。地
域にお住まいの方から、「集落の青年10名ばかりが集団で朝から
出立、参拝し、夕方梅ヶ枝餅をお土産に持ち帰ってました」とお
聞きしました。

しかし、この日に歩いた宰府詣りの道は、月日の経過で様子が変
わり、歩きやすい道ばかりではありません。目印として木立に赤
いテープがまかれてあり、以前に比べ多少関心の高さを感じて
これから整備されていくことを皆さん期待されていました。

車道も織り交ぜての行程でしたが、古い地図や下見での手応えを
活かして米ノ山峠まで、無事踏破することができました。

太宰府までの集落の内、豊かな水量を誇る香薗でお地蔵様を拝み
ロウバイの香り漂う大石では集落のいわれとなった大きな石や道
標などを確認しながら帰路につきました。

これからも現地を歩き、地域の方にもお話を伺いながら、様々な
方面からの宰府詣りについて、より深く考察し、検証していきた
いと思っています。

太宰府南小班 会議

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1月16日(木)、太宰府南小班の皆さんが高雄公民館にて本年度
の活動の振り返りと来年度の活動協議、今後調査を実施する文化
遺産などについて打ち合わせを行いました。

お茶を飲みながら和やかな雰囲気で打合せは行われ、これまでの
現地調査を振り返りながら、来年度の活動計画を確認しました。

今後は、高雄山に残る城跡や地域の生活を支えた水路や溜池など
の調査を進めながら、高雄地域に残る文化遺産をまとめたマップ
などを作成し、地域の方々に文化遺産をより知って頂こうと計画
しています。

また、打ち合わせ終了後には聞き取り調査や発掘現場の見学を行
いました。

今後も様々な視点から、高雄地域に残る文化遺産の調査・記録・
保存を行ってまいります。

1月10日定例会

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1月10日(金)、文化ふれあい館にて定例会を行いました。
新年最初の定例会。本日は大変寒く、小雪が舞うお天気の中
お集まりいただきました。

3つの班より活動報告がありました。
太宰府南小班は、11月の南小学校区文化祭での展示や今王
古墳の発掘現場見学の様子についてお話くださいました。

また、国分小班は、いよいよ完成間近な国分・水城マップに加
えて水城跡をメインとした次のマップの制作についてのお話。

そして太宰府小班は、保存協会の会員研修で行かれた壱岐と
ここ太宰府での少弐氏の活躍と顕彰についてのお話でした。

ほんげんぎょう 

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太宰府市では毎年正月7日の早朝に「ホンゲンギョウ」と呼ばれる
火焚き行事が行われています。

今年も早朝より内山・三条・五条・観世・国分などの地域で開催され
地域の方々が櫓を囲む中、「パンッ」という竹の破裂音が各所で響き
渡っていました。

もともとは1月7日に行われている行事ですが、地域によっては参
加しやすいように週末に行っているところもあり、大佐野地区は
先週末に、国分地区は今度の12日に行われます。

一時期は途絶えた地域もあるホンゲンギョウですが、地区の行事と
して再興されたところもあり、現在ではお正月ならではの行事として
地域で大切に受け継がれています。太宰府文化遺産事業ではこのよう
な行事や信仰、民俗などの無形文化についても調査・記録に取り組ん
でまいります。

写真:上から内山地区・三条地区・五条地区・坂本地区の
   ホンゲンギョウの様子

ほんげんぎょう(どんど焼き)の準備

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明日7日早朝(あるいはこの日に近い日曜日)、市内各地域では
ホンゲンギョウ(どんど焼き)と呼ばれる火焚き行事が行われます。
青年会や子供会・婦人会を中心に先月から竹切りなど準備を進め
ている地域もあるそうです。人の手だけではなく重機を使って組
む地域もあります。

神社の境内や広場・田圃などで、前日までにこのように櫓を組み
当日壮大に炎を上げる中、お守りやお正月に飾った注連縄などを
燃やします。

破竹の「バンッ」という音が厄除けになる、書き初めの紙をくべ
て上達を祈るなどさまざまな意味をもつ行事です。以前はこの火
を持ち帰って初めて家のかまどの火をつけるということも行われ
ていました。

冬休み最後の明日早朝、子供たちも集まって、燃えさかる櫓を囲
んで一年の無病息災をみんなで祈ることでしょう。

写真:上段左:北谷 上段右:三条
    下段左:衣掛天満宮 下段右:観世公民館前

 四王寺山 毘沙門天詣り

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四王寺山の最高峰である大城山の山頂には毘沙門天を祀る御堂が
あります。この毘沙門堂では毎年1月3日に毘沙門天詣りが行わ
れており多くの人で賑わいます。

山道を行き交う人々と「明けましておめでとうございます」と言
葉を交わしながら登ると、毘沙門堂のある標高410mの大城山
山頂に辿り着きます。

毘沙門天詣りは地域の方々によって行われており、宇美町の無形
民俗文化財に指定されていますが、地元以外からも近隣の太宰府
市や大野城市をはじめとする参拝の方々で今年も賑わっていました。

この毘沙門天詣りでは、毘沙門天様からお金を借りて、翌年に2
倍にしてお返しすると金運に恵まれてお金に困らないと伝えられ
ています。

拝殿にはお金が並べてあり、お返ししたりお借りする光景が数多
くみられました。

四王寺山は古来より人々にとって信仰の山として大切にされてき
ましたが、現在も毘沙門天詣りや三十三石仏など様々な形で受け
継がれています。

太宰府文化遺産事業では、このような行事や信仰、民俗などの無
形文化についても調査・記録に取り組んでまいります。

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