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6月2日 四王寺山勉強会 活動協議

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6月2日(月)、太宰府市の文化ふれあい館にて四王寺山勉強会
の方々の会議が行われました。

四王寺山勉強会の皆さんは、市民遺産第3号「かつてあった道 
四王寺山の太宰府町道」の調査・整備をはじめ、四王寺山の文化
遺産・ビューポイント・三十三石仏の調査など、幅広い分野で熱
心な活動に取り組まれています。

その四王寺山勉強会の皆さんが以前より取り組んできた「太宰府
旧蹟全図」を中心とした調査について今回は協議を行い、その調
査成果を多くの方々に広く知って頂き、きちんと後世に伝え残し
ていくための手法について様々な意見が交わされました。

江戸時代に描かれた「太宰府旧蹟全図」は、今は失われてしまった
地名や史跡が記されていたり、古代より脈々と続く四王寺山の歴
史や変遷、あるいは今と変わらぬ400年前の風景を伝えてくれる大
変魅力ある史料です。文化遺産事業では、この旧蹟全図を中心と
して四王寺山の歴史や物語を伝えていけるよう今後も活動を支援
してまいります。

6月2日 国分小班・水城西小班 合同会議

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6月2日(月)、太宰府市の文化ふれあい館にて国分小班と水城西
小班のボランティアさんが合同で会議を行いました。

国分小班と水城西小班では昨年度に「特別史跡水城跡 文化遺産
巡りマップ」を作成しました。本年度は、その水城跡が築造1350
年を迎えるため、ボランティアの方々でも特別史跡水城跡をより
多くの方々に知って頂くために何か記念行事を出来ればと参加者
の間で熱い議論が交わされました。

その結果、今回はその一環として、文化遺産調査事業の中で蓄積
してきた水城跡に関する写真を、ボランティアさんの目線で選択
してパネル展示を行うことが決まりました。

今回の水城跡の写真パネル展につきましては区の公民館や市の公
共施設などと協議を行い、本年の8月に展示を行う予定にしており
ます。詳細が決定しましたら広報を行い、情報を掲載いたします
ので、是非足をお運び頂ければと思います。

日田街道班 大野城市平野神社~太宰府市大佐野交差点 現地調査

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5月28日(水)初夏を思わす晴天のなか、日田街道班の皆さんが
大野城市から太宰府市に向けての「さいふまいりの道」の現地調
査を行いました。

 前回の終了地点である平野神社からスタートし、道筋の周辺に
ある神社や祠、六地蔵といった信仰にまつわる文化遺産から、悲
話が伝わるイガイ牟田池や天狗伝説の残る松といった伝承にまつ
わる文化遺産など、様々な角度から「さいふまいりの道」とその
周辺地域の調査を行いました。

那珂川町を起点とした調査もようやく太宰府市へと入り、大佐野
地区に辿り着きました。大佐野地区は大規模な開発や区画整理な
どによって様相が一変していますが、江戸時代の旧蹟全図に描か
れた道筋や語句、明治33年に測量された地図などを用いて、昔
の道筋の面影をたどりました。

また、地域の一部には昔の面影を伝える小道や猿田彦大神が残っ
ており、古くから栄え、人々の往来がにぎやかであっただろう大
佐野地区の歴史を今に伝えてくれています。

今後の調査では様々な史料を基に、太宰府市大佐野から田中橋を
通り通古賀へ向かう道筋、また、杉塚を経て二日市宿へと向かっ
た道筋など、太宰府とさいふまいりの道に関連する文化遺産調査
をさらに進めて参ります。

水城小班 班活動

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5月27日(火)水城小班の皆さんが校区内の文化遺産の振り返
り調査を行いました。
黄砂の飛来が懸念される時期ではありますが、この日は風も穏や
かなよいお天気で文化遺産めぐりにはとてもよい気候となりました。

金泥によって文字が蘇った日吉神社参道の原野百太郎氏の紀功碑
を確かめ、少弐氏の墓地や大行事の石碑、政庁北側の観音堂や政
庁内の井戸跡、区内の庚申塔など振り返り調査を行いました。方
形に整備された学校院跡の一角について、意外にも知っている方
が少なく現地調査の大切さ面白さを感じたひとときもありました。

野草にとてもお詳しいメンバーの方のお話も記録すべき大切な情
報であり、アザミが減ったところやこのあたりではあまり見なかった
マツバウンランの群生など自然の変化にも気になることがありま
した。これから色づくアジサイや市内のホタルの様子など、この
時期ならではの彩りについてもお話が弾みました。

最後に戒壇院に立ち寄り、ボダイジュの花の様子を。開花はまだ
これからのようで、「来月8日午後からのリコーダーコンサート
の頃は、きっと見頃でしょうね。」というお話でした。

次回は坂本周辺の振り返り調査です。
現在の様子の写真や追記を重ねつつ、これからもひとつひとつの
文化遺産を振り返り、見守って、まちづくりの一助にしていきた
いと思っています。

竈門神社 採燈大護摩供

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5月25日(日)10時30分から竈門神社では採燈大護摩供が行わ
れました。
大変よいお天気となり、宝満山への登山客も行き交う中、厳かに執
り行われました。

本殿での神事、原口旭愛先生による「筑前琵琶 竈門山」奉納の後
稚児行列・山伏の行列が始まりました。旅の山伏も加わって、法弓
法剣、斧、閼伽、法螺の作法をもって道場を浄めます。2本の松明
により、檜で組んだ護摩壇・護摩木が焚かれ、みるみるうちに境内
は濃い煙に包まれました。道場に般若心経の声が響きます。護摩
壇からの煙は、龍が天に昇るよう巻かれ、風が起こる度に変化し
境内を包んでいきました。その様子に参拝客からは驚嘆の声が上
がっていました。その参拝客が願いを込めた護摩木ひとつひとつ
を山伏の方々が丁寧に読み上げ護摩壇に投げ込み、焚かれていき
ました。

その後は火生三昧。火渡りです。護摩壇を崩し灰を広げ道を作りま
す。その熱い灰の上を、山伏・神職の方々に続いて参拝客も所願
成就を祈念して裸足で渡ります。
山伏さんに背中を押され、多くの老若男女がそれぞれの思いを胸に
渡っていきました。

半月前の宝満山入峰とともに、この採燈大護摩供も年に1度の特別
な行事で、宝満山がかつて修験の山であったことを体感できる素晴
らしい機会です。

また、霊山として昨年国の史跡指定を受けたこの宝満山について、
これまでの信仰の歴史とともに自然界への畏敬の念やこれからの宝
満山信仰についても、思いをはせる機会になるのではないかと思い
ます。

太宰府西小班 班活動

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5月23日(金)長浦台公民館におきまして、太宰府西小学校班の
皆さんが班活動を実施されました。

皆さんは、古代の遺跡が多く分布するこの地域を、さまざまな角
度からのアプローチで住民の皆様にお知らせしたいと散策マップ
の制作に取りかかっています。

前回の分担作業においてまとまった原稿やレイアウトなどを協会
からご提示し、それぞれの印象やご案内の状況なども想像しなが
ら活発な議論がなされ、多くのアイディアをあげていただきました。

今は宅地や商業地域になっているところが多いので、その特徴や
分布の状況を、現代の皆さんにいかにわかりやすく親しみを感じ
ていただけるか非常に苦慮するところです。

今後は現地を再調査したり、資料を見直したりしながらさらに練
り上げていかれるようです。

保存協会もいろいろな案をご提示しながら支援を続けていきたい
と考えています。

高雄区 春の散策会

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夏日となった5月22日(木)高雄区で春の散策会が行われました。
高雄区では、地域住民の方に高雄という地域の歴史や高雄山に
ついて広く知って、より大切に思って欲しいとの願いを込めて、
自治会長さんを中心に自治会・有志の方様々な活動をされてい
ます。

本日は、太宰府南小班の皆さんも参加。時々説明をされながら
高雄区の方と一緒に気持ちの良い汗を流しました。

個人宅前にある猿田彦や大行事の石塔・地蔵公園・今王池・今
王遺跡発掘現場跡など住宅街にある石塔や祠を見て、高雄山を
目指します。

高雄山は158mと低い山ですが、初めて訪れたという方も多
いようでした。高雄山城についても解説を熱心に聞かれていま
した。散策路が高雄公園に続いていて参加者の方が「もっとよ
く知って日常的に散歩してみたいですね」とお話しされていま
した。

「久しぶりに来た」「こんなところがあったのね」「知らないこ
とがたくさんで・・・」など、皆さんと一緒に歩いたからこそ
得られた喜びを感じながら下山し、黄金色に色づく麦畑を見な
がら公民館に到着、昼食となりました。中世の太宰府の歴史ビ
デオを上映したり、高雄公民館にあった源平合戦の大段幕(明
治時代に地域の方々の寄附によって作られた)を披露したりと
今日一日高雄区づくしで、参加者の皆さんは、地域の歴史や活
動について関心を高められたようでした。
参加人数は46名。高雄区の周辺地域の方や筑紫野市の郷土史
会の方など、多方面から数多くのご参加とのことでした。

このような活動がきっかけとなって、人々の意識が高まり「文
化遺産からはじまるまちづくり」が自然とできていくように感
じます。

高雄区にはまだ多くの文化遺産があります。振り返り調査や新規
の調査についてこれからも支援を続け、まちづくりに寄与してい
きたいと考えています。

5月19日 四王寺山勉強会 聞き取り調査・現地調査

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5月19日(月)、文化遺産ボランティア四王寺山勉強会の皆さん
が活動を行いました。

活動の前半部分は、坂本地区の古老の方にお越し頂き、昔の坂本
地区の様子や四王寺山山中にある般度の滝などについて色々なお
話を伺いました。

なかでも般度の滝は、現在水害によって往時の姿を知ることが困
難ですが、聞き取り調査のなかで沢山の石仏が祀られており遠方
からも多くの信者さんが御籠りに来られていたことなど貴重なお
話を伺うことが出来ました。

聞き取り調査と会議が終了後、坂本地区のオカッテンサンより四
王寺山を登り、山中にある般度の滝まで現地調査を行いました。
鬼子母神を祀るオカッテンサンには数多くの石仏が祀られていま
すが、これらはもともと般度の滝に祀られていたもので、水害で
流出したものを地域の方々が池からすくい出し、現在地に祀られ
たそうです。

四王寺山山中にある般度の滝への道は、途中に砂防ダムが建設さ
れるなどして大変困難ですが、枝葉をかき分け、清流を辿ってい
くと現在も岩場を流れる美しい滝があります。静まり返った四王
寺山山中に、ただ滝の音だけが聞こえる風景は、信仰の場・修行
の場に相応しい場所として今も残っています。

今回調査を行った般度の滝をはじめ、今後も旧蹟全図に記された
四王寺山の風景について調査を行ってまいります。

5月17日 特別史跡水城跡と文化遺産巡りウォーキング

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5月17日(土)、文化遺産ボランティア国分小学校班の皆さんが
地域の皆さんと共に、水城跡を中心とした文化遺産巡りを行いま
した。

今回のウォーキングは、ボランティアの皆さんが作成した「文化
遺産巡りパンフレット」を地域の方々に配布すると共に、そのパ
ンフレットを利用して水城跡と周辺の文化遺産を見て巡り、地域
の歴史や文化をより広く知って頂こうと企画されたものです。当
日は国分地区の住民の方々を中心に12名の参加があり、約2時
間半かけて地域の文化遺産を見て歩きました。

主な見学地として、衣掛天満宮では由来などを解説し、参拝のの
ちに境内を見学。西ノ池では池の歴史や行われる行事について説
明が行われ、四王寺山の素晴らしい眺望などを堪能しました。

今年築造1350年を迎える水城跡では、展望台から全体の構造を
眺めて頂き、その大きさを実感して頂きました。また、東門礎
石や木樋跡などでは詳細なガイドがあり、参加者の方々は説明
に聞き入っていました。

今後も地域の文化遺産をより幅広く、より多くの方々に知って
頂き親しんで頂けるように、ウォーキングをはじめとして様々
な形で事業を実施してまいりますので、皆様の御参加をお待ち
しております。

5月13日 日田街道班 調査箇所についての協議

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現在、日田街道班は各地域から太宰府への「さいふ参りの道」に
ついて調査活動を行っておりますが、本年度上半期の調査箇所を
策定するため大宰府展示館にて協議を行いました。

現在の課題として、①那珂川から牛頸を通り大佐野まで来た人々
がどのような道筋で太宰府へ入ってきたか②南から高雄山を経由
しての道筋の調査という2点があります。

①については旧蹟全図や明治33年の測量図などを基にして、大
佐野から関屋・通古賀・二日市とそれぞれへ向かう道筋を確認す
る方針となりました。

また②については江戸時代の紀行文を参考にしながら、筑紫野市
の天山から宝満川沿いに北上し、六本松から太宰府ゴルフ倶楽部
を通って石坂峠へ向かう道筋を数回に分けて調査することが決ま
りました。

多くの旅人が行き来した「さいふ参り」の道について今後も様々
な角度からアプローチして現地調査を行ってまいります。

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