ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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太宰府市文化遺産調査
ボランティア

文化庁による『文化財総合的把握モデル事業』において、太宰府市がその実施団体に選ばれ、事業の一部を保存協会が受託したことをきっかけとして、この事業に関わっていただくボランティアを平成20年に募集し、活動が始まりました。市内外のボランティアの方々が、市内に7つある小学校区を基本に、日田街道・四王寺山・東ヶ丘・御笠川を加えた11の班に分かれて調査を行い、“まちあるき”を始めることにより、それにつながる、モノ・コト・ヒトに注目しながら「調べ」「伝え」「見守る」活動を行っています。この事業を通し、社会全体での文化財の継承を目指しています。これまでに6000件を超える文化遺産が記録されています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

文化遺産調査

2017年 06月21日
2017年6月21日 日田街道班 朱雀大路・条坊跡の道筋 現地調査
 
 

 6月21日、梅雨空の下、日田街道班の皆さんは大宰府条坊跡と朱雀大路の道筋について現地調査を行いました。

現在は住宅地などになっており、1000年以上前の都市の姿は失われていますが、街並みの所々に面影が残っています。

 

・朱雀大橋のそばにある朱雀門の礎石

・榎社そばで見つかった朱雀大路の跡

・条坊制に一致する街中の古い路地

・二日市で見つかった朱雀大路側溝の跡

 

 これらの文化遺産を巡りながら、現在の地図に大宰府条坊と道筋を落とし込む作業を行いました。