ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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太宰府市文化遺産調査
ボランティア

文化庁による『文化財総合的把握モデル事業』において、太宰府市がその実施団体に選ばれ、事業の一部を保存協会が受託したことをきっかけとして、この事業に関わっていただくボランティアを平成20年に募集し、活動が始まりました。市内外のボランティアの方々が、市内に7つある小学校区を基本に、日田街道・四王寺山・東ヶ丘・御笠川を加えた11の班に分かれて調査を行い、“まちあるき”を始めることにより、それにつながる、モノ・コト・ヒトに注目しながら「調べ」「伝え」「見守る」活動を行っています。この事業を通し、社会全体での文化財の継承を目指しています。これまでに6000件を超える文化遺産が記録されています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

文化遺産調査

2017年 06月27日
6月27日 水城小学校区班 現地調査・振り返り調査

 

 

 梅雨の晴れ間となった6月27日、水城小学校区班の皆さんが文化遺産の振り返り調査を行いました。

 

 水城小学校区班の担当地域の1つである観世音寺地区は、少弐氏の墓や供養塔、観世音寺由来の名水・弘法水、このたび出土遺物が県指定された推定金光寺跡など、様々な文化遺産があります。

 

 その1つである弘法水では、管理をされている個人宅の方とお話しする機会があり、その歴史や御堂の建立、そばに立つ榎や栗の木の様子、初夏には美しい藤の花が彩ることなどのお話をうかがいました。

 

 古来より脈々と湧き続けてきた弘法水をこれからも受け継いでいくために、ご見学の際はぜひマナーと御配慮を是非お願いいたします。