ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

過去ブログ一覧


万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2017年 07月13日
平成29年度 第8回 野草園・育苗畑の手入れ
 今日は7月5日の定例活動日が雨で中止(実際は職員と2名の会員で花菖蒲花柄刈取り)した振替の活動日です。定例日ではなかったのですが、12名の参加者で久しぶりの活動を行いました。
 女性陣にはツツジ苗床などの畑の草取、男性陣は野草園の草刈とオミナエシの植付を行いました。
草取は手で根っこから丁寧に引っこ抜いて根が残らないようにします。根気のいる作業です。
男性陣の草刈は、機械を使います。自走式の草刈機と刈払機を使いました。皆さん慣れた手つきで機械を操作して広い野草園が見る間にきれいになりました。その他の人はオミナエシ12株をあちこちと場所を選びながら定植しました。ハギの花が咲く秋に黄色い花を見せてくれるでしょう。
 雨続きで手入れが出来なかったので、草もずいぶん伸びていましたが、今日の作業で雑草に埋もれていた野草園にヤブカンゾウの朱色の花が浮かび出てきました。育苗畑も草がなくなりさっぱりしています。