ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2018年 03月07日
平成29年度 第21回  苗床の草取と物置小屋の設置準備
 今年初めての屋外作業です。
 これまで物置として使っていた木造小屋がスチール製の物置に変わることになり、その設置準備として基礎部分に砂利を敷きつき固める作業を男性陣7名で行いました。初めはハンマーと太い丸木杭で突いていましたが、椅子代わりに使っていたスギの丸太に、今回解体した小屋の廃材を利用して、通称「タコ」の胴突きを、鈴木さんが手早く作ってくれたので、「エンヤー、コラサ」の掛け声こそ出ませんでいたが、勢いよく作業を進められました。「基礎を俺たちが固めたぞ!」と男性陣の集合写真をパチリ。女性陣8名はツツジ・サツキをはじめとする苗床の草を丁寧に抜き取ってくれました。また、斉城先生から菜花の食べごろの時期などのお話もあったようです。
 朝のうちは「寒いなぁ~」と声が聞こえていましたが、作業しているとだんだん体が熱くなり、皆さん上着を脱ぐほどでした。
 作業後の懇親の場で、野草園の植物を紹介する札について、前回の勉強会で木札に決定していたのですが、板を木製でなく耐水性のラベルが貼れる合成樹脂製にすることで、さらに見やすい札ができるのではないかと再提案させてもらいました。
 次の活動日には物置が出来上がり、また気持ちよく活動できることを楽しみに散会しました。