ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

過去ブログ一覧


万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2018年 05月19日
平成30年度 第6回 2回目のソバの種まき
 不足していたソバの種が入荷したので、前回、蒔けなかった左側半分の畑に(面積的には全体の6-7分目程度)、今日集まれる人だけで種蒔きをすることになりました。先日、種を蒔いたところにはすでに蕾を付け始めているところがありました。本来ソバは寒冷地の作物と言われていますので、5月半ば過ぎに種を蒔いてうまく発芽し花を咲かせてくれるかどうか心配ではありますが、史跡地が雑草に覆われ景観を損なう状況は避けることができると考えています。
 また、今回テストケースとしてソバ以外に菜の花を中段の部分に蒔いてもらいました。こちらも通常の時期と大幅に遅れていますが、夏場にどう育つか楽しみです。