ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2018年 07月18日
平成30年度 第11回 花菖蒲園の手入れ(H30.7.18)
 今月3日から7日にかけての雨の後、8日から連日最高気温が35℃前後の厳しい暑さが続いている太宰府市です。そんな暑さの中で、夏休み前の最後の活動日を迎えました。本来なら、育苗畑の草を取れるだけ取って終わるのですが、今日はまず、前々回から続く戒壇院裏の花菖蒲園の植付を完了させることにしました。
 斉城先生が折々に植付けをされていますが、残り僅かな部分を手分けして植込み、他の人は菖蒲園に入り込んだ砂利と、ところどころに取り残された草を取り除きました。砂利と草取の取り除きがしやすいように耕耘機で株の間を耕しました。
 幾分日陰ではありますが、作業にかかると暑さが体を攻めてきます。汗が全身から出てきます。水分補給をしますが、追い付かない感じです。「休んで水分補給を」と皆さんに声をかけますが、取り掛かった作業に区切りがつくまで・・と途中でやめる人はいません。「熱中症で倒れても当方は責任取りませんよ」、「あんたの命令でやってんだから・・」と冗談を言い合いながら、何とか手を休めてもらいました。育苗畑に移動して草取りを始めましたが、冷たいおやつが届いたのを機に今日は早めに切り上げることにしました。冷たくて甘いアイスクリームが、暑さでボーっとなった頭を覚ましてくれました。熱中症予防には「水分・塩分の補給」とよく言われますが、「糖分の補給」も欠かせないそうです。アイスクリームを口にして、なんとなく実感した感じです。
 連日熱中症で亡くなった方のニュースを見ます。屋外作業だけでなく、高温の時は屋内でも熱中症になるそうなので、皆さんも十分気を付けましょう。万葉植栽活動も8月は夏休みです。ただし、8月19日(日)に秋そばの種まきを行います。お子様連れの参加を歓迎します!9時半に蔵司西のソバ畑にどうぞ!