ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2018年 10月10日
平成30年度 第15回 万葉植栽現地研修 能古島アイランドパーク
 万葉植栽定例の年1回の現地研修。今年はコスモスがきれいという能古島アイランドパークにしました。
電車→バス→フェリーと乗り継いでの行路で、途中、迷い子?が出ないか心配しましたが、無事到着。

 9月初旬に下見に行った時に、「10月初めにはほぼ満開になるでしょう」と園内関係者の方が言われたのですが、台風の影響も多少はあったのでしょうが、いつもより遅れているようで、まだちらほらやっと花が咲き始めた状態でした。ピンクの満開の花、青い博多湾の海、志賀島の緑の木々、海ノ中道の白い海岸線・・・色とりどりの織りなす景色を楽しみにしていましたが、残念です。ということで、コスモスの花の写真はありません。
 しかし、写真のように他のたくさんの花々を楽しむことが出来ました。また、園の創始者の奥様で現社長の久保田睦子さんが、「太宰府から来たボランティアの会」ということでわざわざ挨拶に来られ、ユーモアを交え、創業時のご主人との苦労話などの話をしていただきました。草花の栽培技術を学ぶ研修とはなりませんでしたが、理想信念をもって作業を楽しむことが一番!と話を聞いて感じたことです。一同愉快な気持ちになりました。記念写真の笑顔が物語っています。

 渡船場では海産物のお土産を買う人もあり、アイランドパークの花々や海の景色や少船旅もよかったようで、一日子供に帰ったような研修でしたが、皆さんの仲間意識がまた一段と増したようでした。

 園内のアップダウンのある遊歩道も乗り越え、同じ経路の乗り換えで、無事全員揃って帰路に就くことが出来ました。
「迷子」はとりこし苦労となりました。皆さんに馬鹿にするなと言われそうです。