ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2018年 11月07日
平成30年度 第18回 ヒガンバナの手入れ 及び シモツケの植替え
 暦の上では冬を迎えましたが、太宰府は秋真っ盛りといった感じです。天高く晴れ渡った青空です。今日は戒壇院前参道のヒガンバナの手入れを行いました。また、県道歩道沿いのシモツケが参道入口から左側(西側)に約8m程度立ち枯れてしまい、枯枝と茅の枯葉が乱立した状態で見苦しいので、植え替えることにしました。
 ヒガンバナは女性9人の手で山門側から、参道入口に向けズンズンきれいになりました。ヒガンバナは冬場に葉を出して、育ちます。その葉を隠していた枯草や野芝を取り除き、油粕と化成肥料を施してもらいました。来年も秋のお彼岸には朱色に輝く立派な花を咲かせることでしょう!
 シモツケの方は、当初は苗を育て竹柵を施してから植え付けるつもりでしたが、苗から育てていたのでは、時間がかかることと、意外と掘り起こしが簡単に出来たので、参道部分のを掘り上げて、株分けして植付ることにしました。とりあえず、植える間隔をほぼ倍にとり10株ほどを植え直すと一応体裁は整ったので、今日の作業は終わりました。後日、また補植して完成させたいと思います。今日、掘り上げた参道部分には育てた苗を植えることにしています。