ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

過去ブログ一覧


万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2018年 11月21日
平成30年度 第19回 ヒガンバナ手入れ パートⅡ
 今回は前回の作業の続きで内容はほぼ同じです。
前回残った右(東)側の参道のヒガンバナの手入れ行いました。今は葉が出て盛んに球根に栄養を蓄えている時期です。この右側部分は道路舗装面とあまり段差がないので、車や人に踏みつけられて、花が良く咲ききれません。周りの草を取ったので、ヒガンバナの存在が良くわかり、踏まれることはなさそうです。化成肥料を蒔きましたが、しっかり育ってほしいです。さらに、歩道の枯れたシモツケの元株を掘り上げた部分には新たにヒガンバナを植え付けました。かなり密に植え付けましたので、来年にはきれいな花を咲かせると思います。また、歩道のシモツケも、前回植え付けた隙間を埋めるように増し植えしたので、隙間がほぼない状態になりました。植え付ける穴を掘りながら、茅の根を出来る限り取り除くようにしました。参道のシモツケの植え込みに茅がかなり入り込んでいて、栄養を取られるのかどうか分かりませんが、枯れ枝が目立つ株があるからです。全ての根を取り除くことはできませんが、取れるだけ抜き取りました。
 次回は27日にソバ畑に肥料として投げ込んだ枯草・落葉を燃やすことにしています。その後耕耘してもらい、一部には菜の花の種を蒔く予定です。