ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

過去ブログ一覧


万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2018年 11月28日
平成30年度 第20回 ソバ畑の手入れ
 史跡地の保全活用として、例年ソバの種をまいて花を皆様に楽しんでいただいています。ただ、ここ3~4年、ソバの実りが悪い状況です。これまで刈草や落葉をソバ畑に投げ入れてきたのですが、それを肥料になるように広くばらまき、冬季の耕うん作業で土に漉き込んでもらうようにしました。これが役に立つかどうかは分かりませんが、少しは改良できるかなと期待されるところです。原因が、連作障害だと指摘する方もあるし、肥料不足だという見方もあったりで、いろいろ手を打ってみるしか方法がありません。とりあえず今回の方法で、来年の実りを期待したいと思います。 
もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、保存協会へのアドバイスをお待ちしています!