ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2018年 10月17日
平成30年度 第16回 萩の剪定
 朝方まで雨音がしていて、今日の万葉植栽活動が出来るのか心配しましたが、出勤時には青空が広がり、雨を降らしそうな雲もなく、ホッとしました。
 今日は戒壇院前広場、野草園、植栽育苗畑のハギの剪定作業を行いました。時期的には少し早いのですが、今後の作業スケジュールから判断して、今日行うことにしました。花はもちろん終わっていますが、これから葉が黄葉するのも秋の風情があり、それを待っていた方には申し訳ないです。
 男性陣が苅込バサミや剪定ばさみで硬く大きく伸びた茎を切り、女性陣がそれを束ねてリヤカーに積みこみ、いっぱいになったら植栽畑の奥まで運び、積み上げます。14名の総がかりで、10時前にはすべてのハギを切ることが出来て、見通しがよくなりました。戒壇院前広場では、アジサイの枯枝を取り除きました。
 植栽育苗畑に戻って草取りにかかりましたが、隣家との境界沿いにハギがあることにに気付き、これら5,6株の茎も切落しました。草は夏程は伸びてませんが、草取した後を眺めると「あー出来た!」と気持ちがいいものです。
 作業後の懇親の場で、能古島アイランドパークでの記念写真を配りました。また、11月11日の大宰府政庁跡発掘50年の記念行事や高知への会員研修、ソバ打ち講座への参加を呼びかけ、ソバ打ち講座へは即三人の方が手を揚げました。ありがとうございます!