ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2018年 10月24日
平成30年度 第17回(臨時) 環境フェスタ提供用苗作り
 昨日お昼間、雨が降りましたが、今日は朝から良く晴れて、早朝には放射霧が出ていたようです。
今日は10月28日(日)に太宰府市役所駐車場を中心に開催される「太宰府市環境フェスタ」用の草花のポット苗作りをしました。毎年、協会から出店していますが、これまで同様、緑の景観・環境維持を皆様にご理解いただくとともに、史跡地に万葉植物を移植し、史跡とともに自然も楽しんでいただく・・という万葉植栽ボランティア『ゆづるはの会』で行っている活動を紹介し、その活動の中で皆さんが育てた苗をご来場の方にプレゼントしました。

 昨年までは太宰府ミニ検定問題に挑戦してもらいましたが、検定が終了した今年は太宰府にまつわる動植物に関する問題を出題しました。
 今日の作業で、ツツジ・サツキを23鉢、アジサイ35鉢を始め、16種の草花を全部で117鉢作りました。当日はこれに会員の松尾美津子さんが家で育てられた「メキシコ花柳(クフェア)」など31鉢を加えたものを、来訪者にプレゼントします。
 早い者勝ちといいますか、自分の気に入ったものをお持ち帰りいただきます。28日は10時開場・15時閉場となりますので、早めのご来場をお待ちしています。