2019年 04月03日
新年度第1回目の活動です。一昨日に5月からの新元号「令和」が発表になり、その典拠が「万葉集」の「梅花の歌三十二首 序文」ということで大宰府跡、展示館、坂本八幡宮は花見客以上にどっと人出が増えています。万葉集に関わる新元号に私たちも心弾んでいます。平成31年度 第1回 観世音寺裏の花菖蒲園&花見
そんな新元号の話題を口にしながら、今日は観世音寺裏の花菖蒲園の手入れです。姫野さんが機械で草刈後に残ったカラスノエンドウやウマノアシガタ(キンポウゲ)の株を刈ったり抜いたりして取り除きました。ハナショウブの新しい葉が伸びてきていますが、30cmくらい伸びたこれらの草に覆い隠されていたので、作業が済んだところははっきりハナショウブの株があることが分かるようになりました。
また、今日はCATVの取材が入りました。職員で学芸員の田中への取材の後、会員代表の形で斉城先生に日頃の活動の様子や新会員を募集していることなどを作業中の皆さんを背景に話ししてもらいました。
後半は、政庁跡に場所を移しての花見です。日管寺裏の万葉歌碑の上段にある東屋前にブルーシートを拡げます。高台にあるので、坂本八幡宮の人波や満開のソメイヨシノを見下ろしながら、ノンアルコールで乾杯し、弁当を広げて新元号を話題に盛り上がりました。解説員でもある職員の森が新聞のコピーを配り、「梅花の宴が開かれたとされる長官の官邸跡は坂本八幡宮は候補地の一つであり確定されてはいません。展示館の所在地も候補の一つですよ」との解説もしました。ここにはオオシマザクラもあり、万葉歌碑の左右の枝垂桜もあり、これらも満開でした。
今年も楽しく、新元号も話題に植栽活動が新しい段階に進むのではないかと胸膨らませた第1回目となりました。