ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2019年 10月05日
平成元年度 第12回 日帰り研修・福岡市植物園
 本日は年1度の日帰り研修。ボランティア同士の交流と植物の勉強を兼ね、太宰府から離れいろいろな施設などを訪問します。今年度は福岡市動植物園です。台風第18号が東シナ海を北上中で天気が心配されましたが、速度が幾分遅れ、進路も西北に偏り、雨がパラパラ降った程度で風の強まりは感じることもなく、実施出来て幸いでした。集合時間になっても来ない方が1名いらっしゃったというハプニングはありましたが・・・(^^
 
 到着したらまず、会議室で園の方から概要説明と「令和」と万葉集、福岡市・太宰府市とのつながりなど、説明していただきました。これらの話と共に万葉集に関わる植物の写真も豊富に入った立派な資料を作っていただいており、驚き、感謝した次第です。
 園内見学にはボランティアガイドの方に8名もついていただき、2グループに分かれて案内してもらいました。植物は勿論、樹木にもそれぞれ名札が付けられ、よく手入れされていることにまず感心しました。ガイドさんからは万葉集にうたわれた万葉植物については詳しく解説していただきました。私が入った方の班は男性ガイドさんと女性ガイドさんが2名づつ前後についてもらい、適宜質問をすることが出来ていろいろと知ることができました。
 案内は午前中のみの予定でしたので、昼食後15時の出発の時間までは自由時間として、午前中に見ることのできなかった温室や動物園を見てもらいました。
 帰路は道路混雑もなく、予定より30分ほど早く16時ちょうどに解散場所の政庁跡に帰り着きました。