2021年 02月03日
立春の今日、第2回目となる勉強会をプラム・カルコア太宰府の多目的ホールで行いました。参加者は18名でしたが、コロナ対策で広い会場を借り、机1台に1人で座りゆったりと使いました。令和2年度 第13回 第2回冬期勉強会
今日の講師は森弘子先生で「万葉花と万葉歌」の演題です。PowerPointを使い、写真と歌とをスクリーンに映し出して説明して頂きました。
綺麗な万葉の花々とその花が詠まれた歌を読み上げて、歌の意味解釈と現代訳を説明してもらいました。その数、花が六十数画像、歌は百首近くありました。日頃多忙を極めていらっしゃる中で、万葉植栽ボランティア「ゆづるはの会」への支援の意味もあったと思いますが、これだけの資料を準備して頂き、ありがたいことです。万葉に詳しい先生の講義をゆったりお聞きできるのも、「ゆづるはの会」会員の特権?でしょうか。秘めた恋心や防人の惜別の悲しさを花に託して詠み上げる万葉人の立場・心に少しは近づけた気がします。改めて、万葉の花々の数の多さに気づかされたところです。野草園にも、もっともっと万葉の花を増やさねば・・・と思いました。
春を迎え、来月からの屋外活動が待ち遠しいこの頃です。