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宝満山歴史登山①「正面道コース」(初級・ゆっくり/5時間)

竈門神社→正面道→中宮→男道→頂上→キャンプ場(昼食)→女道→中宮→正面道→竈門神社

宝満山(高さ829.6m)は福岡市に近く、年間約10万人を超す登山者が訪れる人気のハイキングコースです。
古くは御笠山、竈門山ともよばれた霊山で、延暦年間には最澄や
空海も入山して渡唐の安全や雨乞いを祈願しました。
のちに修験道場として栄え、信仰の山、伝説の山
としても親しまれており、平成25年10月には国の史跡に指定され

ました。登山を通じて山の片鱗に触れ、天気が良ければ山頂から雲仙岳・九千部山・英彦山などのすばらしい眺めも
望むことができます。

宝満山の登山については、歩く距離・時間・難易度等を考慮して初級・中級・上級に分け、5つのコースをご用意しています。
このコースは「正面道コース(初級・ゆっくり)」です。多めの休憩時間を取りながらゆっくり登ります。
ご自分の脚力を考慮してお申し込みください。

 

【注意】登山に合った服装・履物でお越し下さい。弁当・飲み物・タオル・着替え持参。

※雨天の場合は中止します。

  1. 竈門神社(下宮)
    竈門神社(下宮)


     大宰府の鬼門除けとして、また大陸へ渡る人々が航海の安全を祈願しました。
    主祭神に玉依姫が祀られていることから、魂(玉)と魂を引き寄せる、引き合わせる(依)
    という御神徳が慕われ、
    古くから「縁結びの神」として広く信仰されています。


  2. 百段雁木
    百段雁木


    雁木(がんぎ)は階段などを表し、「筑前国続風土記付録」には「百段坂」と
    記されています。正面登山道の一番の難所といわれるところです。


  3. 竈門岩
    竈門岩
     

     3つの大石がカマドのように鼎立しており、竈門岩と呼ばれています。

    昔から神様が鎮まる神聖な場所として敬われ、竈門山の名の由来になったといわれています。
    江戸時代に博多聖福寺の仙厓和尚が「仙竈」と
    大書した岩があり、その横には、
    「竈門岩の三本のうち一本が倒れていたので
    文化3年(1816)福岡の魚屋武四郎という人が願主となり、

    仲谷坊を仲介として、博多聖福寺の仙厓和尚に仙竈と大書してもらい、それを彫りこんでもとどおりにした」
    と記されています。


  4. 竈門神社(上宮)
    竈門神社(上宮)