2016年 03月30日
桜満開の政庁跡と福岡県絶滅危惧種ミツガシワ
政庁跡の桜が満開です。
家族連れを中心に大勢の人出でにぎわっています。
広い政庁跡の草原で縄跳びしたり、サッカーボールを追いかけたり、かけっこしたりと子供たちは元気です。
花の下では大人がのんびりと花をめで、世間話?に花を咲かせているようです。
この賑やかさと縁がないように濠の橋の下には白い「ミツガシワ」の花が咲きました。ミツガシワは東北地方や北海道では普通に生えている水草です。が、暖かい九州では絶滅危惧種で、福岡では白水池に自生していましたが、今は見れないとのことです。太宰府で自生しているのが見つかり、保護のため政庁跡の濠に株を分けたところ水があったのか大きく広がり、昨年からこの時期に白い花を咲かせるようになりました。花見のついでにご覧ください。