ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2019年 01月16日
平成30年度 第22回 冬季勉強会
 平成31年が始まりました。ついに「平成」は4月で終わりますね。次の元号はどうなりますでしょうか。
 1月、2月の植栽活動は野外活動はお休みで、この期間は草花や樹木に関する座学での勉強会です。今日はその第1回目です。勉強会の講師のトップバッターはいつもの通り斉城先生です。斉城先生の今回の講義は、会員が過去に現地研修で訪れた植物園や自然公園での研修状況写真をスライドで見ながら、花の名前や種類、育て方を説明されました。会員の皆さんはその時々のことを思い浮かべながらも、花のことよりも、映像に出てくる自分の姿を見つけては「あの頃は元気だったね~、若かったね~」との、声があちこちから聞こえてきました。
 斉城先生の後は保存協会職員の森が担当しました。平成30年度の植栽活動(1回~21回)の状況をパワーポイントで映し、1年間の活動を振り返ります。映像を見ながら「あの時は大変だった、暑かった、こうすれば良かった等」の活動の反省会にもなりました。この写真を見ながら次はこうしよう!など、次年度に向けた意欲が自然に湧いてきているようでした。
次の勉強会は2月6日、2月20日に予定しています。