ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

過去ブログ一覧


史跡解説ボランティア
「大宰府史跡解説員」

大宰府史跡解説員は公益財団法人古都大宰府保存協会の委嘱を受けたボランティアで、昭和58年4月から昭和60年3月に開催された九州歴史資料館10周年記念「大宰府アカデミー」の受講生から昭和60年3月18日に誕生しました。太宰府市を訪れる方々や在住の方々に対して「大宰府のすばらしさを多くの方々に伝えたい」という熱い思いを持って日々活動しています。財団が主催する「史跡めぐり」講座での解説や、個人やグループ・学校から依頼がある解説、また大宰府展示館・水城館・太宰府館の来館者に対して展示の解説を行っています。現在76名の解説員で活動を行っています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

史跡解説員日記

2011年 12月08日
太宰府検定への道 第2回 水城・国分コース

平成24年5月19日(土)に実施する「太宰府検定」にむけて
史跡地を歩きながら、太宰府の歴史・史跡・伝説などを学ぶ
講座が「太宰府検定への道」です。

第2回の11月19日(土)は西鉄都府楼前駅~関屋~苅萱の関
~水城跡~衣掛天神~国分尼寺跡~陣ノ尾古墳~筑前国分寺跡
~太宰府市文化ふれあい館のコースを歩きました。
担当解説員:江口和彦

関屋にて
ファイル 15-1.jpg
一の鳥居
ファイル 15-2.jpg
関屋の鳥居は文久2年(1862)黒田斉溥(なりひろ)寄進の
さいふ参り一の鳥居です。その傍らには天満宮850年祭
(1752年)の折に寄進された近国への距離を記した石碑が
あります。

この日はケーブルテレビの取材もありました。
ファイル 15-3.jpg

水城跡の説明板の前にて
ファイル 15-4.jpg
水城は663年白村江の戦い敗戦後に、大野城などとともに
造られた防御のための土塁です。全長1.2km、高さ10m、
幅80mの土塁の前後に濠が造られ、それらを繋ぐ木樋という
導水施設が確認されています。

筑前国分尼寺跡の説明板の前にて
ファイル 15-5.jpg
筑前国分尼寺は741年聖武天皇の詔により鎮護国家のために
造られた筑前国分寺と同時期にも造られたとされています。