ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

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万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2019年 02月20日
平成30年度 第24回 冬季勉強会
 昨日は九州北部に春一番が吹き、やっと春を肌で感じられるようになりました。
 本日は万葉植栽の冬季勉強会の3回目で、テーマは「日本アルプスの花々」です。講師は保存協会職員の猿渡が担当しました。山登りが趣味で「日本の百名山」などの山を登山愛好者の仲間と登っています。
 講義の前段は「南アルプス」の甲斐駒ヶ岳・千丈岳、後段は「北アルプス」の槍ヶ岳・大天井岳等の高山に咲く草花を写真で紹介しました。普段、平地では見られない珍しい小花が厳しい寒さの中で健気に花を咲かせているのを知りました。
 話が佳境に入ると、花から山の話へ。槍ヶ岳は標高3180mで日本で5番目の高さがあり、見るからに厳しい山です。この山を登り、また山をこよなく愛している職員の熱い思いが皆様にも伝わったのではなないかと思います。
 冬季勉強会も今日で終わりです。3月からの屋外活動が楽しみです。