2019年 04月21日
平成31年度 第3回 ソバの種まき
今日は春ソバの種まきを行いました。残念ながら参加者が少なく職員3名含めて11名での活動となりました。
種をまく前に、ソバ畑中段のベニバナが雑草に埋もれている状態だったので、まずは全員で雑草取りを行いました。ベニバナの葉を斉城先生に教えてもらい、雑草と間違えないように注意しながらの作業です。雑草はヨモギやスギナが多く、晴天続きで土が固くなっていて、土を掘り起こすようにしないと抜けないので、苦労しました。まだ4月なのに日差しは夏!!顔や手が焼ける感じでした。合間の水分補給の休憩は必須です。
続いて、そばの種まきです。いつも通りの手順で行いました。種が入った紙袋を持ち、各自担当する左右2畝に適量の種をばらまきます。もう皆さん手慣れたもので、2畝をまき終わる紙袋の中の種は、余るでもなく不足するわけでなく、ちょうど良い感じで無くなります。
種まき後すぐに鳥(ムクドリ5~6羽・ハクセキレイ1羽)が飛来し、盛んに種をついばんでいる様子です。追っ払っても、すぐ戻ってきます。午後に浅い耕耘作業をしてもらう予定ですが、鳥のついばみは続くと思われます。週間予報では3日後が雨模様なので、それまでに食べつくされてなければいいのですが・・。作業後は、お茶菓子を手にのどを潤し、次週の臨時活動は政庁跡八つ橋の花菖蒲園の草取りをする連絡をして終了しました。
最後に、ソバ畑の上段の菜の花が満開です!政庁通りからも黄色い花を望むことが出来ますよ。ぜひご覧ください!
2019年 04月03日
平成31年度 第1回 観世音寺裏の花菖蒲園&花見
新年度第1回目の活動です。一昨日に5月からの新元号「令和」が発表になり、その典拠が「万葉集」の「梅花の歌三十二首 序文」ということで大宰府跡、展示館、坂本八幡宮は花見客以上にどっと人出が増えています。万葉集に関わる新元号に私たちも心弾んでいます。
そんな新元号の話題を口にしながら、今日は観世音寺裏の花菖蒲園の手入れです。姫野さんが機械で草刈後に残ったカラスノエンドウやウマノアシガタ(キンポウゲ)の株を刈ったり抜いたりして取り除きました。ハナショウブの新しい葉が伸びてきていますが、30cmくらい伸びたこれらの草に覆い隠されていたので、作業が済んだところははっきりハナショウブの株があることが分かるようになりました。
また、今日はCATVの取材が入りました。職員で学芸員の田中への取材の後、会員代表の形で斉城先生に日頃の活動の様子や新会員を募集していることなどを作業中の皆さんを背景に話ししてもらいました。
後半は、政庁跡に場所を移しての花見です。日管寺裏の万葉歌碑の上段にある東屋前にブルーシートを拡げます。高台にあるので、坂本八幡宮の人波や満開のソメイヨシノを見下ろしながら、ノンアルコールで乾杯し、弁当を広げて新元号を話題に盛り上がりました。解説員でもある職員の森が新聞のコピーを配り、「梅花の宴が開かれたとされる長官の官邸跡は坂本八幡宮は候補地の一つであり確定されてはいません。展示館の所在地も候補の一つですよ」との解説もしました。ここにはオオシマザクラもあり、万葉歌碑の左右の枝垂桜もあり、これらも満開でした。
今年も楽しく、新元号も話題に植栽活動が新しい段階に進むのではないかと胸膨らませた第1回目となりました。