2016年 02月17日
平成27年度 第23回 冬季勉強会 その3
今年に入って寒暖の差が大きい天気変化の中、今日は寒さが戻って、コートの襟を立てて、参加してもらいました。
第3回目の今日は、職員の猿渡が過去の現地研修時の写真をスライドショーとして編集したもの110コマを、若干の説明を加えながら、投影しました。
H22年5月の平尾台とH26年5月の阿蘇野草園ビジターセンターで観察したものです。改めて写真を見て名前がすぐには出てこず、図鑑と首っきりで突き合わせて何とか調べ、名前・科・花期・その他特徴などを写真に貼りつけました。不明なもの3枚、間違ったもの数枚もありましたが、すかさず、正解の声が上がり、さすがです。
現地研修の復習が終った後に、趣味で撮影した太宰府の風景と「ゆづるはの会」の活動状況写真をムービーメーカーで編集した102コマを見てもらいましたが、植物よりこちらの風景の方が評判が良かったようです。
2016年 02月03日
平成27年度 第22回 冬季勉強会 その2
冬の勉強会第2回目の今日は、森先生が講師で「太宰府市の景観まちづくりと万葉植栽」の題目でお話をしていただきました。
太宰府市が国に先駆けて、まちの景観について取り組みをはじめたこと、国の施策に則り、古い街並みの維持に補助金を出していることなど、その経過から詳しく触れられました。そして、その中で、ボランティア活動がまだ珍しかった平成7年にスタートした万葉植栽活動の詳細について、昔の風景・景観写真を織り交ぜながらの講演でした。活動に参加してまだ日の浅い方たちは、現在の活動がどう継続されてきたかがよく理解できたでしょう。また、古い方たちも過去の活動を振り返り、活動の意義を再確認し、自らを褒めたたえたことと思います。
連絡事項として、展示館で今日から3月13日まで、企画展“榊 晃弘「万葉のこころ」写真展”を開催中で、3月6日に榊氏のギャラリートークがあることを知らせ、来場を促しました。同時に榊氏の「中国の古橋」ミニ展示と多賀城市紹介コーナーも。(参加者25名内職員2名)