2020年 07月01日
コロナ禍で自粛していた史跡解説活動も、非常事態宣言解除をうけて水城堤散策
6月から再開しました。
第1日曜日「門前町散策」、第2日曜日「大宰府政庁跡散策」と回を
重ねるごとに参加者が増え、史跡巡りを待っていてくださっている
ことを感じました。
第3日曜日(6月21日)に行われた「水城堤散策」は雨の心配もなく
青空の下スタートしました。水城館前の広場は市内・近郊からの参加者
24名と解説員8名で賑わい、しかしながら「三密注意!」ということで
4グループに分かれ、順次開始しました。
久しぶりの水城堤・御笠川沿いの散策は気持ちも晴れ晴れとし、参加者は
水を貯えた水城の復元図に驚かれたり、「水は何処から?」「誰が築いた
のか?」「鬼瓦があったという事は?」などなど、約1350年前に築造さ
れた水城に思いを馳せ、熱心な問いかけを多数いただき、和やかに終える
ことができました。
4月に新たに委嘱された新人解説員からは「お客様と史跡巡りをして嬉し
かったです。」と感想をもらいました。私を含め、解説員全員が充実した
一日となりました。
現在わたしたちは、コロナ禍での解説活動のあり方を模索しています。
訪れる方々に安全に史跡巡りを愉しんでいただけるように、今後も工夫
して活動していきたいと思っています。
(文 久保田久美子)
