ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

過去ブログ一覧


万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2020年 11月19日
令和2年度 第10回 ハギの切戻し、育苗園の樹木伐採、コスモスの種摘み
 今日は3班に分かれて①戒壇院前広場のハギの切戻し(男性チーム)②育苗園の樹木の伐採・剪定(男性チーム)③観世音寺東側のコスモス畑での種の採取(女性チーム)の作業です。朝から小春日和以上?の暖かさで、日差しが強く暑くなりました。女性陣は日差し避けのスタイルでばっちり決めています。
 ①ハギの切戻しは、リヤカーに4回分ありました。昨日までリヤカーがパンクしていたのですが、この日の為に職員が修理しさっそくのフル稼働です。黄葉したハギの葉がきれいなのですが、今後の日程を考えると今日せざるを得ませんでした。
 ②伐採・剪定は繁茂したクスノキ、カシの木等の枝を思いっきり切りました。これでずいぶん陽当たりが良くなるでしょう。
 ③コスモスの種子摘み取りは、まだ花が咲いているのところ、種子はついていても青いところもありましたが、十分黒く熟してパラパラ落ち始めているものも結構あり、それらを選びながらの作業でした。皆さん、いつも単純作業の草取が多いせいか、種子を整理しながら、「種取りも結構面白いね」と、にぎやかな談笑が続きました。採取した種子は、来年、またきれいな花になってくれるでしょう。