ボランティア活動

協会で活動している3つのボランティアを紹介します

過去ブログ一覧


万葉植栽ボランティア
「ゆづるはの会」

太宰府市には市域面積の約17パーセントを占める貴重な史跡地がありますが、公有化されたものの未整備のままの状態の土地に、ゴミが放置されるなどの事態が生じたこともありました。そこで、その史跡地を有効に活用し、また歴史の散歩道をたどる人々が、大宰府政庁などが建っていた頃の野山の風景を少しでも想像していただけるようにと、平成7年7月から「万葉の花講座」を開催し、万葉植物の勉強をし、実際に苗を植え始めたのがこの会の始まりです。平成21年度よりこの会の名称を「ゆづるはの会」としました。史跡地に彩りを添え、季節ごとに変わる万葉の草花を市民や観光客の方に楽しんで頂いています。

ボランティアの日々の活動をお伝えします

万葉植栽日記

2021年 02月17日
令和2年度 第15回 戒壇院前のヒガンバナ手入れ他
 令和3年の最初の屋外活動日を迎えました。朝から青空が広がり、昨日の雨が土を湿らせたこともあり伸びだした紅花の葉が生き生きとしています。
 今日は戒壇院前のヒガンバナの手入れをしました。参道の西側が雑草に覆われ、ヒガンバナの葉が見え隠れしていましたが、茅を主とする周りの雑草を丁寧に取り除き、苗の列がはっきり見えるようになりました。牛糞堆肥を施して作業を終えました。また、参道の入り口付近のシモツケの株の中に入り込んでいるススキを取り除く作業を男性にお願いしました。白い枯葉が目立っていましたが、きれいになくなりました。
 冬季活動休止中は職員で野草園へのイノシシ防止の鉄格子柵の設置と、植物の名前を記した立札をきれいにしました。そして、今日は会員の大田さんが揮毫してくれた「野草園」の立て看板を立てました。とても味のあるステキな看板です。政庁跡八つ橋の花菖蒲園では姫野さんが耕運機をかけて除草してくれました。
 久しぶりの屋外作業も好天に恵まれ、気持ちいい時間を過ごすことができました。解散時に大田さんが持ってきてくれた八朔を10個程度皆で分けて持ち帰りました。ありがとうございます!